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Bunny Sigler "Keep Smilin'"(1974)

ソロ歌手のキャリア構築と気負わずに、楽しく仲間と趣味に走って遊んだのかな。
PIRで作曲家として活動したバニー・シグラーが歌手として発表のLP。PIRからは初のソロで、通算なら"Let The Good Times Roll & (Feel So Good)"(1967:Parkway)に続く、2ndソロにあたる。

何ともとっ散らかり、しかもソロ名義のわりに自分色で塗りつぶさない中途半端さ。プロデュースは基本、シグラー自身。するとギャンブル&ハフのプレッシャーで趣味と折衷の産物では無く、単に仲間と無邪気に楽しみつつ作ったのかも。

なにせアレンジは3曲がシグラー自身、他はボビー・マーティンやノーマン・ハリスに委ねた。その任せっぷりが支離滅裂だ。楽しいけど。

なにしろ(1)からいきなり地元のファンク・バンド、Instant Funkにバックを任せてる。アレンジはMSFB仲間のRonnie Baker。(3)と(7)の演奏も彼らだ。他の曲はMSFBかな。甘いソウルだけじゃなく、よりダンサブルな曲を作ってみたかったのかも。

(2)はPIR色の強いバラード。マリンバの音色が効果的だ。ファルセットで歌い上げた。こっちのアレンジはシグラーとUgene Dozier。わけがわからない。なにをしたいんだ、このアルバムで。
(3)はアップのスウィート・ソウル。バックがInstant Funkでアレンジがノーマン・ハリス。好き放題やっている。統一性とかあまり考えてないな。この曲ではファルセットと地声を上手いこと使い分け、涼やかに歌った。深みは薄いが良い声だ。

甘いメロディの(4)をアレンジしたRichie Romeは、フィラデルフィアでソウル系の仕事を多数受けた白人アレンジャー。作曲はシグラー自身で、PIR風にじっくりと柔らかく歌い上げた。名曲だ。
でも(5)でディスコ風にハシャぐんだよね。アレンジは再びRonnie Baker。アップとバラード、A/B面で分けたらスッキリしたのに。

B面も楽曲ごとにアレンジャーは違う。ちょっとゆったりめのディスコ(6)から南部色を漂わすミドル・テンポの(7)へ。ホーン隊が粘っこく鳴る。ボビー・マーティンのアレンジが冴えた。
(8)もミドル・テンポ。凝ったアンサンブルが洒落てて良い曲だ。これもRonnie Bakerのアレンジ。
(9)はシグラーのアレンジだが、ちょっとメロウな曲。共作のJoseph Jeffersonはノーマン・ハリスの甥だそう。ストリングス足せば甘さを増すのに、コンボ編成でさらっと演奏した。少しシカゴっぽい響きな気がする。

こうしてみると全ての曲で表情を変える、五目味の仕上がりだ。ほぼ全曲に作曲で関与しつつ、最後にギャンブル&ハフ作"Love train"(1972年、オージェイズのカバー)を入れるあたり、やはり遊び心か。ここではテンポを落しダンディなアプローチに変えた。
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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE
ジャンル : 音楽

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