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P. Brötzmann Group "Fuck De Boere (Dedicated To Johnny Dyani)"(1968-70,2001)

ブロッツマン初期音源の発掘盤。怒涛の若かりし欧州フリージャズの様相が伺える。
後述のようにメンバーはそうそうたる顔ぶれだ。

(1)は5月にLP"Machine Gun"を吹き込む2ヶ月前のライブ。録音までの試行錯誤が聴ける、貴重な音源だ。アルバムには不参加のGerd Dudekも、ここではブロウを聴かせる。どれが彼の音か聴き分けを、実はできてないが。

 共闘のテーマからソロ回し風の展開で、ライブ会場にいたら個々の才能をたっぷり浴びられたろう。音数や場面ごとに静かめに鳴ったとしても、テンションは一向に下がらない。ぎりぎりと軋ませるように自らを縛り、音を絞り出す。
 完全フリーでなく、スイング・ジャズ風のホーン・リフも終盤に裏で飛び出す。インプロでなく作曲と明確にわかる。
 観客の歓声や人数も、数十人はいそうだ。当時から異端としても孤高じゃなかったんだな。

(2)は36分越えの長尺で、CDならではのリリース。デレク・ベイリーの参加が目を引く。フロント7管の分厚さを、ホーフとベニンクの定番リズムが支え、ベイリーが華を添えた。
 大人数のなかベイリーはいきなり冒頭からエレキギターで突っ込む。抽象的なフレーズの前段階で、意外とアグレッシブなのが楽しい。他の場面でも常にギターは聴こえた。
 
 ホーン隊はソロ回しながら他のメンバーも無造作に音を足す。取り留めないが混沌さが狙いか。時々スパッときれいに場面転換は、ブロッツマンがキュー出しかもしれない。
 金管は全員トロンボーンのため、重心低く疾走する。あえてペットはずしはブロッツマンの明確な意志だろう。

 流麗なソロ、フリーキーなブロウ、ねじれる譜割とビート感。当時のインプロ世界の価値観が詰まった。悪くない。

[Track list]
1.Peter Brötzmann Nonet Machine Gun
 Bass – Buschi Niebergall, Peter Kowald
 Drums – Han Bennink, Sven-Åke Johansson
 Piano – Fred Van Hove
 Saxophone – Evan Parker, Gerd Dudek, Peter Brötzmann, Willem Breuker
 
Written-By – Brötzmann、
 at the Frankfurt Jazz Festival, March 24, 1968, Volksbildungsheim, Frankfurt.

2.Peter Brötzmann Group Fuck De Boere (Dedicated To Johnny Dyani)
Drums – Han Bennink
Guitar – Derek Bailey
Piano, Organ – Fred Van Hove
Saxophone – Evan Parker, Peter Brötzmann, Willem Breuker
Trombone – Buschi Niebergall, Malcolm Griffiths, Paul Rutherford, Willem Van Manen

Written-By – Brötzmann、
 at the Frankfurt Jazz Festival, March 22, 1970, Kongresshalle, Frankfurt

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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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