FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Peter Brötzmann / Fred Van Hove / Han Bennink "Balls" (1970)

おなじみのトリオがFMPに残したインプロ。CDはAmazonでプレミアついてるが、i-tunesでも購入が可能だ。https://itunes.apple.com/jp/album/balls/id112637655



B面の2曲が聴きもの。隙間を埋め尽くさず、間を読みあう感じの即興かな。
実際には "FMP 130" (1973)などの濃密さに向けた、互いのアンサンブルを試行錯誤の一枚かもしれない。
LPのA面2曲はブロッツマン、B面は1曲がホーフ、1曲がベニンクの作品を演奏した。
CDリイシューでは2曲の未発表ボートラあり。i-tunesでもボートラごと聴ける。
1970年8月17日、ベルリンでの録音。68年から75年にかけ、トリオ編成で立て続けに吹き込んだうちの一枚。

A面はある程度の音楽対話は有るものの、基本はてんでな即興。ときおり思い出したように、それぞれのソロ・スペースを開ける。ぼくの好みだと、ベニンクが鍵。ホーフやブロッツマンが鳴らしまくる硬質さを、ベニンクは玩具みたいな小さな金物によるコミカルな打楽器音で和らげた。

無秩序かつ互いを無視、ではない。ある程度は斬り合いのバトルを意識してるようだ。音数やスピードは有るものの、中心がつかみづらい。A面は取りとめなく、空間の受け渡し。

B面1曲目はぎっしりとゆったり、音の詰め方が一曲の間で幅広く変わった。
ブロッツマンの軋み音が響くためノイジーかつワイルドな世界観に聴こえるが。ホーフとベニンクは乱打合戦でメロディや構成は不明瞭。むしろブロッツマンがサウンドにメリハリを出した。

B面2曲目になると抽象的な世界観。ホーフが気の趣くままに鍵盤を鳴らし、ベニンクが煽るような手数で叩きのめした。ブロッツマンが加わると、急にサウンドがドライブし始める。一本調子でなく、ベニンクやブロッツマンの完全ソロなど構成への目配りもあり。

当時未発表の2曲は、さほど収録作品とクオリティに差は感じない。LPの収録時間など、様々な制約ゆえか。ぼくはA面2曲より、この未発表2曲を当時に発表のほうがよかったと思う。いずれにせよサウンドの耳ざわりは似ているが。

たぶんこの盤は、聴きこむほどに印象が変わっていく。ぱっと聴いた感想より、三人の音楽性を追求して、まじめな聴き方が必要かも。
いかんせん、繰り返したいほど甘い音楽じゃないのが玉にきず。

Personnel:
Drums, Percussion [Gachi, Shell], Voice – Han Bennink
Piano – Fred Van Hove
Tenor Saxophone – Peter Brötzmann

 
スポンサーサイト

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ
CD (28)
検索フォーム
FC2カウンター
最新記事
RSSリンクの表示
最新コメント
月別アーカイブ
プロフィール

letme

Author:letme
無料ゲームで稼げる&高還元率ポイントサイト│ドル箱


無料サンプル、ブログライター、ブログで口コミプロモーションならレビューブログ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。