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Peter Brötzmann Group "Alarm"(1981)

FMPから発表、81年11月12日のハンブルグ"the 164th NDR-Jazzworkshop"での録音。
集団即興の爽快なフリージャズが楽しめる一枚だ。

いわゆるスイングしない独ジャズに対し、南アのリズム隊、ハリーとルイスのコンビがもたらすファンキーなノリ。互いがぶつかり合うスリルが、本盤の魅力といえる。
このディスコグラフィによればlハリー・ミラーとルイス・モホロとのトリオが母体で、ホーン隊が増えた編成の流れらしい。金管3人、木管3人のフロントはさぞかし迫力だろう。

(1)はホーン隊のロング・トーンが中心のテーマ。一糸乱れぬとは言えず、ブレスのタイミングや微妙な音程の揺れが不穏さを煽る。逆にクラシカルな整然さでは、このスリルは出まい。
ひたすらラッパの白玉を聴かせて、ピアノ中心のフリーへ雪崩れるアレンジが見事だ。静と動が生き生きと描かれた。中盤でソロ回し的なものが若干あり、我も我もの集団自分勝手即興とは違う。むしろ参加ミュージシャンのお披露目かってくらい、明確に個々人を立てた。

猛烈なソロを聴かせるピアノは、ドイツのアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ。FMPにも多数の録音を残してる。日本人としては、近藤等則の参加も嬉しい。
吹き込みの多寡はあれど、当時の欧州フリージャズ界のオールスターな顔ぶれのようだ。ぼくはあんまり、この世界は詳しくないけれど。

CDだと、ひとつながりな(2)では、さらに熱っぽいフリーが聴ける。ホーン隊は艶めかしくリズムにまとわりつき、立体的な音像を作った。いきなり演奏中に声援が聞こえるが、気持ちがすごくよくわかる。構成は、少しばかり後半がダレ気味な気もするが。

この盤がひときわ躍動的なのは、分離がクリアな録音も一役買った。個々のミュージシャンが演奏する音がわりと聴き取りやすいため、生々しさに拍車をかける。

(3)は逆にジャズのフォーマットにのっとった欧州フリーな趣きだ。スイングするビートの上で、フリーキーにホーン隊が、思い思いのソロを取る。3分程度でフェイド・アウトの短い構成が残念。こっちのほうが、個人的には好みのアレンジなだけに。

Personnel:
Saxophone : Frank Wright, Peter Brotzmann, Willem Breuker
Trombone : Alan Tomlinson, Hannes Bauer
Trumpet : 近藤等則
Bass : Harry Miller
Drums : Louis Moholo
Piano : Alexander von Schlippenbach
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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