FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Peter Brötzmann / Juhani Aaltonen / Peter Kowald / Edward Vesala "Hot Lotta"(1973)

フィンランドのBlue MasterがリリースのLPで4人が曲を持ち寄った対等なセッションのようだ。73年4月19日に録音された。2011年に同じくフィンランドのRocket RecordsがCD再発してる。Amazonでジャケ写真が出ないため、写真はこちらを参照ください。
今一つ盛り上がりに欠けるものの、奇妙なすがすがしさが広がる一枚。

Juhani Aaltonenが35年生まれで最年長、このとき38歳。フィンランドの前衛ホーン奏者で名高いようだが、このときはまだ若さが残る。Edward Vesalaもフィンランド人。45年生まれでブロッツメンとほぼ同世代、当時28歳。
この二人は音盤としてだと、ブロッツメンと録音を残して無いようだ。

Peter Kowaldは44年生まれでドイツ人、FMPからも複数枚のアルバムを出し、ペーターと近しい位置づけだ。ここへ41年生まれのペーターが31歳の立場。二人がゲストで本盤に参加、かな?

(1)はどこか大人しく、隙間多い透明な耳ざわり。小刻みなリズムの上でゆるやかに、てんでに音を載せていく。作曲はEdward Vesala。そういわれると、たしかにパーカッション主体だ。リズムや構造が先行の作品か。たぶんきれいなロングトーンの木管が、Juhani Aaltonenだろう。

いくぶんアグレッシブさを出した(2)だが、まだリズムは白っぽい。バックビートのノリは希薄で、きめ細かで清廉な音像が広がる。作曲はPeter Kowald。
もこっと奥行き浅い洞穴をイメージする世界観だ。唸りを上げる透明なベースの音色のおかげか。3分弱の小品。

おそらくブロッツメンによる、息やタンギングだけで、サックスをわずかに軋ませるソロで幕を開ける。じわじわとリードを振動させる無伴奏ソロが、ブロッツメンが作曲の(3)。6分程度なのに2分半はサックス・ソロで使用する我儘なアレンジだな。やがてバンドが加わり、フリーに展開。しかしやはり、熱さは控えめ。
Juhani Aaltonenがベースの唸りだけをバックに、素早く激しいフルート・ソロを聴かせた。

LPのB面全てを使った(4)はAaltonen/Brötzmann/Kowald、三人のクレジット。なぜかVesalaだけクレジットから省かれている。4人全員の熱いインプロと聴こえるのに。
ちなみに疾走一辺倒でなく、中盤で静かな場面も。フルートがたっぷりとソロを取る。この辺のメリハリが、ドイツ勢とはちがうフィンランドの静かなゆとりかなあ。
そのあとの熱気も、音使いはハードコアでも空間の埋め尽くしでなく、スペースをいかに刺激的に彩るか、のように。ドイツとフィンランドでインプロのアプローチが、ちょっと違う気がした。

Personnel:
Alto Saxophone, Tenor Saxophone – Peter Brötzmann
Bass – Peter Kowald
Percussion – Edward Vesala
Tenor Saxophone, Flute – Juhani Aaltonen
スポンサーサイト

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ
CD (28)
検索フォーム
FC2カウンター
最新記事
RSSリンクの表示
最新コメント
月別アーカイブ
プロフィール

letme

Author:letme
無料ゲームで稼げる&高還元率ポイントサイト│ドル箱


無料サンプル、ブログライター、ブログで口コミプロモーションならレビューブログ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。