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Peter Brotzmann; Bill Laswell "Low Life/Last Exit" (2007:1986/1987)

ブロッツマンは86~87年にビル・ラズウェルと共演の機会を持った。二種類のアルバムを07年にCDで合体/再発が本盤だ。ビルは売れっ子かつ気鋭のプロデューサーで、Last Exitを始動させジャズに色気を見せてた頃だ。

生楽器一辺倒なアナログのブロッツマンが、ラズウェルの機械仕掛けにジワッとハマった一枚。

  
まず86年は2月12日に西独ケルンで、ビルのバンドLast Exitのライブにブロッツマンがゲスト参加。"Koln"(1990)が独ITMよりCD発売された。
翌87年の1月3~6日にビルとブロッツマンがデュオでLPを録音。"Low Life"(1987)のタイトルでLPが、仏系の米レーベルCelluloidから発表。Celluloidでビルは、実質的な所属プロデューサーだったためか。

なお"Low Life"がこのCDで 2on1再発のとき、"Whelling Vultures"はカットされた。
"Koln"からも"Taking A Beating"が割愛されている。今は全部聴くなら、AmazonでDL販売を買う必要ありか。

"Koln"はソニー・シャーロックとブロッツマンの対決姿勢が明確に出る。手数多く叩きのめすロナルド・シャノン・ジャクソンに引きずられるようにビルの音数も前のめり。メリハリが非常にわかりやすく、派手なフリージャズの仕上がりだ。
熱気がぶうぶうと吹き荒れる。ブロッツマンのフリーキーなフレーズが、Last Exitの剛腕アンサンブルで、ひときわ荒々しさが強調された。
   
"Low Life"での基本は即興だが、1曲だけモンクの"Locomotive"を取り上げた。ビル・ラズウェルが後に当時のLast Exitの"Koln"(1990)音源と併せ、"Low Life / Last Exit"として07年にリイシューされた。

クレジットが正しければブロッツマンは"Low Life"でバリトンでなく、一回り大きいバス・サックスのみを演奏してる。
メカニカルなエレキ・ベースの脈動の上で、フリーキーにサックスを唸らせるブロッツマン。なんだか水と油みたいな演奏だが、ブロッツマンの猛獣みたいな迫力は強調された。
数本のサックスが聴こえるあたりは、たぶんダビングだろう。ビルもブロッツマンも一発取りに拘らず、混沌を表現のためオーバーダブを繰り返してるっぽい。サンプリング・ループを重ねてるように、波打つフレーズがどんどん深まる。
テンション一発のごり押しだけじゃない。"Whelling Vultures"は静かな重たさを響かせた。

もっともラズウェル自身も低音をノイジーに響かせて、決して落ち着いてない。熱気を帯びた知性と、冷静な複雑さ構築の知性がぶつかり合った印象だ。沈鬱な重さと厳かな緊迫が滲む。

Personnel:
(Koln)
Bill Laswell:Bass [6 String]
Ronald Shannon Jackson:Drums, Voice
Sonny Sharrock:Guitar
Peter Brotzmann:Tenor Saxophone
(Low Life)
Peter Brotzmann: bass saxophone
Bill Laswell : electric bass
 
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