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Brötzmann / Van Hove / Bennink "Outspan No 2" (1974)

"Outspan"の第二弾は、前作の数か月後にトリオ編成でライブ録音された。ニュルンベルグの74年5月4日、Ost-Westフェスティバルにて。No.1に比べフリー色が増している。
いちおうは全曲、作曲であり完全即興では無いみたいだが。


アルバム全体として派手に盛り上がる一方で、ちょっと新鮮味に刺激に欠ける。41年前の音源だから当然か。だがこの気楽な雰囲気も内包した、緊迫と解体にユーモアを混ぜた音像こそが、当時の自然体な姿勢だったのかもしれない。

A面が20分越えの長尺1曲、B面が7分前後で3曲並べた。クレジット上は全員が一曲持ち寄り、一曲"Outspan 2"が共同とフラットな立ち位置だ。ホーフの曲"Schöner Geht's Nimmer"はストーンズのクレジットあり。どの曲だろう。ぱっと頭に浮かばなかった。冒頭のピアノ旋律が、それかな?

ホーフはピアノのみ。ブロッツマンは木管楽器を持ち替え、ベニンクは小物も含めた賑やかな叩きっぷり。ブロッツマンは2本吹きっぽい金属的な音を複数走らせる、ノイジーなプレイを本盤でもたっぷり披露した。もはや得意技として定番なのだろう。既にこの辺から、自己模倣の危険をはらむ。

A1の終盤で、高音のサックスとピアノの連打、ピンポン玉みたいに弾むドラムの、トリオな音像は面白かった。

ホーフの歴史を重んじたスタイルは本作でも健在で、B1での流麗なピアノへフリーな木管が絡み混沌を増してく流れの方が、今でも斬新なスリルがある。バリエーションが豊富なだけに。ここで笛みたいな音色出すのはベニンクかな。
ブロッツマンは錐もみ急降下のフレーズ展開でサックスを唸らせた。連続性でなく、断片の積み重ねみたいな曲。

B2は冒頭に"ソルト・ピーナッツ"と一瞬、ベニンクが叫ぶ。テーマと言うよりお遊びのきっかけか。この曲ではアンサンブルより、なんとなくソロ回しした曲。終盤で三人が音を出すも、隙間多く探り合いの面持だ。

B3も前曲のノリを継続しユーモラスな雰囲気だ。ベニンクの気の趣くまま曲がスタート&ストップして、気軽にブロッツマンとホーフが加わったかのよう。

ブロッツマンの豪放さは最初のインパクトを過ぎたら、過激さのみがエスカレートする週刊ジャンプみたいな飛び道具ではないか。常にブロッツマンは斬新さを求められる茨の道だ。分かったうえで選択した道かもしれないが。

Personnel:
Brötzmann:Clarinet, Performer [Brötzophon], Alto Saxophone, Tenor Saxophone
Bennink:Drums, Clarinet, Performer [Homemade Junk]
Van Hove;Piano
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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