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Peter Brötzmann / Fred Van Hove / Han Bennink "FMP 130" (1973)

レーベルのレコード番号をそのままタイトルな、フリー・トリオ。前項の"マシンガン"と異なり、いくぶんポップに聴こえるのは小編成なせいか。ホーフのピアノが柔らかい鳴りなせいもある。

聴きやすいハードコアだ。短い曲が10曲並び、それぞれ個性あってアルバムのメリハリも効いている。やりっぱなしのインプロじゃなく、キッチリ構成された名作。
73年にブレーメンで録音の本作は、持ち替え楽器の妙味も混ぜコミカルさも狙った。ホーフがピアノの合間に鳴らすチェレスタは小粋なムードを出す。
ベニンクは奔放さゆえのユーモラスが、まず滲む。玩具みたいな音色のパーカッションも拍車かけた。

ブロッツマンだけがぶれない。軋ませる轟音は、メロディでなく咆哮だ。複数のリードミスめいた高音が轟くところは、クラとサックスの二本吹きかな。
とはいえ無伴奏でブロッツマンの吹く場面聴いてると、ごくごくわずかにゆとりを感じた。

くそまじめな雰囲気はさることながら、少し余裕を感じる。この隙間みたいなスペースがあるか無しかで、音楽のムードは大きく変わる。例えば阿部薫は全くこのゆとりを感じない。良し悪しでなく、そういう個性と言うことだ。

各人が楽器演奏の可能性を探ってる。ブロッツマンの発声発音はぶよぶよとノイジーだが奇妙さが今の耳だと面白い。エコー効いた響きがなおさら、少々のほのぼのさ付与に一役買っている。テクニック的には凄まじい。ロングトーンなのに別譜割の唸りを加えるあたり、呼吸方法も発音方法もべらぼうな手腕だ。
ホーフはむしろフリーより、クラシックやホンキートンクなど正統派路線から崩してく、まじめな道はずし。ベニンクはヤンチャな道をまっしぐらの芸術家タイプかなあ。

ホーフやベニンクも主役はる楽曲あるだけに、リーダー作が誰か判別しにくい。
デザインまで手掛けたってことで、とりあえずブロッツマンにしとこうか。

Personnel:
Fred Van Hove:Celesta, Piano
Peter Brötzmann:Clarinet, Alto Saxophone, Tenor Saxophone, Baritone Saxophone, Bass Saxophone
Han Bennink:Drums, Khene, Percussion [Rhythm-box], Clarinet [Selfmade], Performer [Gachi, Oe-oe, Homemade Junk, Tins], Voice

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テーマ : 本日のCD・レコード
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