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Bach155-39:フランス組曲(その1)

バッハ155枚組ボックスの39枚目は、フランス組曲BWV812-817のうち、1~3番(BWV812-814)を収録した。
この曲集は後妻のアンナ・マグダレーナと結婚後、彼女の鍵盤演奏力向上のために作曲したとの伝説がある。
第三番がテトリスのBGMに採用された。
それぞれの番が組曲となっている。当時の慣行に従いリズムの順が決まっていた。
・アルマンド~ Allemande
・クーラント Courante
・サラバンド Sarabande
・ジーグ Gigue の順序を取る。さらにサラバンドとジーグの間にメヌエットやガヴォット、ポロネーズなどのリズム曲が入る。これらも当時の慣行という。

ここの解説によると"フランス組曲"の標題はバッハ自身ではなく、作曲年も色々と議論らしい。

Wikiの譜面では単音でベースラインを弾く左手に、右手がメロディを載せるシンプルな構成さがわかる。初級者向けに作曲しつつ、気品を保つサウンドを構築するバッハの素晴らしさ。
楽曲的には2番→3番→1番の順で譜面が込み合ってくる気がした。もともと作曲順も不明なようだが、いきなり1番渡されるより2番渡された方が、初心者は練習しようかなって気になる。
バッハは「これくらい弾けるだろ」と1番渡したらアンナが苦労。「しゃーねーなー」と2番を書いたのでは、って妄想が浮かんだ。

本盤の演奏は英/スイス系のチェンバリストのJoseph Payne。録音は92年の3月、米マサチューセッツ州で行われたようだ。

何曲か譜面を見ながら聴いてみた。ペインは繰り返しの1回目と2回目でトリルの位置を変えたりして、演奏に工夫を凝らしてる。シンプルな譜面だが確かなテクニックで、すらすらと演奏が進み、奥行深い荘厳さを表した。
メカニカルでかっちりしたタッチだが、フレーズは歌わせてテンポを揺らし、ところどころから情感がにじみ出る。ダイナミズムの出しづらいチェンバロを華やかな響きで、しっとり演奏した。

1~3番の中で様々な舞曲が現れ、すぐに次の曲へ行く。当時はそれぞれの組曲一冊を持ち、繰り返しや装飾音符の即興を施しながら踊り続けたのだろうか。

チェンバロ曲は聴き流すとどれもこれも似たり寄ったりに聴こえてしまう。できる限り、譜面見て曲を覚えたほうがいい。楽曲をどのように奏者が解釈してるか、伝わってくる。全体的にくっきりと右手を立てて主旋律を強調してるため、和音の妙味より旋律の歌いっぷりが伝わった。
譜面見てると、左手と右手が旋律を歌い継ぐところがある。そんなときは、ごくなめらかに左手の音量が上がり音圧の違和感を全く感じさせない。さすが。

ちなみにこの盤、4曲目(1番:BWV 812-4 メヌエット)や16曲目(3番:BWV 814-6,メヌエット)で急に響きが柔らかいナイロンみたいな音色に変わって驚いた。なぜだろう。曲中で再び硬質に戻る。弾き方を変えてるのか。
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