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Rum Raisin Vol.4

大阪大学のサークル、ラムレーズンM3-2014秋合わせで発表のコンピ。全31曲の2枚組で300円と破格の値段だったためためしに買ってみた。四季折々がテーマだそう。

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正直、学校系の盤は玉石混交が激しく期待してないが・・・驚いた。えらく凄まじい。学生ならではの極端な振り幅のサウンドだ。特にイヤフォンで聴くと面白い。細かいとこの工夫が伝わってくる。
この中の何人が、ずっと音楽を造り続けてくれるのかな。
ぶっちゃけ、珍奇な曲がいっぱい。ウケ狙いや天然もあると思う。しかしここまで突飛なアイディア詰まった盤とは。
基本的にこのブログで書くとき、茶化したり貶したりは避けている。だが本サークルの盤へは、ご容赦のほど。これから書く個々の感想は、かなり表現がきついです。
特に関係者のかた、お許しを。聴こえてくる音楽への、愛は有ります。でも、ついツッコミたくなるのです。

【Disc 1】
01. 六日目のプロローグ / しょうり
 普通の打ち込みポップスでインストと思わせて。最後の20秒で、いきなり女性ボーカルが滑り込む。これなら最初に歌モノでもいいじゃん。アンバランスな。

02. greenworld / Nennen

 ほんわかした打ち込みポップス。素直に聴ける軽やかな甘さだ。主旋律を置かず、周辺でフレーズ重ねて旋律感を出すアレンジが楽しい。そしてなぜ、アルペジオをこんな強めにミックスするんだろ。

03. Beautiful Departure / aroma camomile

 ミクの曲。シュワシュワっとシンセの音色が響く。スピーカーだと分かりづらいが、ベースラインがきれいだ。やたらドラムが存在感強い。でも本コンピではまっとうだと思う。
 やけに野太いシンセのバランスは、もうちょい弄りようあったか。

04. Radiant Orchid / ぬるまゆ

 普通の鍵盤ポップスなイントロに思わせて、妙に隙間作るフレーズ感が良いアイディア。さらにフィルターかけ、極端に音色を加工する。このセンスが奇妙だ。
 詩かも延々とイントロが続く。ポップスに思わせてミニマル・テクノという。

05. あめ / ああああ

 基本はインストのテクノ・ポップ。サビにかけ駈け上がるようなとこが良かった。
 4つ打ちビートだが、あんまりきつく無い。上物メロディがセンチメンタル・ポップなせいかな。

06. Hyacinth / Usacatz

 爽快なピアノ音色で立ち上がる打ち込み。メロディが途中でよじれてくさまが不思議。ぴょわって合いの手のフレーズが、よけい奇妙なムードを醸し出す。

07. スターチス / 地底人

 切なげな女性ポップ。やたらオンマイクでリップノイズがきつい。ウィスパー系でなく、単に声量が少なめなのかも。サビあたりから声のピッチが揺れて、しんどくなってくる。これはわざとじゃないと思うが。

08. ワタシに贈られたアイのうた / BIRCH

 ミク曲。どんどん音程が上がりキーキー声に。これは狙ってるよね、絶対。人じゃ歌えないメロディを追求か。コード感も変だが、アナライズする知識が無く残念。

09. 七月 / ざびえる

 ミク曲。ひしゃげた音色で妙にサイケだ。これは生バンドかな?ドラムのリズム感が少々ずれており、変な揺らぎを醸し出した。メロディや構成はまっとうな青春ポップ。

10. はじまりの風 / 温玉

 クラシック寄りのピアノ曲。タンバリンと縦の線がずれてるのはわざと?わざと?
 だんだん打ち込みが増えて華やかになるが、タンバリンのリズムが気になる・・・。
 揺れるリズムが気持ち悪くて酔いそう。

11. (無題) / Yuri213212

 8bitポップな音色のインスト。ゲートで残響を絞り切る音色感が個性か。切なさを突き抜けて、壁向いて座ってるような内省さが妙に滲み出る。

12. SEMISIGURE/転落人生 / GIRL 17

 多重録音かな。生演奏だが、やたらくっきり分離の激しいミックスだ。左と右でポリリズミックっぽく響くアレンジが面白かった。朴訥なドラムと縦の線が合わないのはご愛嬌。

13. ALRIGHT! / おんがくだいすき

 8bit音色のインスト。サビで単音を連打する、極端に潔い作曲術が特徴。

14. 白い自転車 / ナンテコッタパンナコッタ

 ピッチの甘い子供を模した女性ボーカルが、ポップに歌う曲。スカスカなリズム・ボックスに生ドラムを重ね、ギターがけだるげにコード弾く。
 仰天したのはサビあと。完全アカペラでほぼワンコーラス、ボーカルが歌い続ける。さらにキックだけ加わって無伴奏歌唱は終わらない。なんだ、この極端なアレンジは。

15. the raisin-taste ice cream on the beach / うさぎのしろっぷ

 お洒落なリズム・パターンに惹かれる。波の音でトロピカルを演出。打ち込み楽曲ゆえか、メロディが最後までテンション持たない所が難点。

16. 百鬼夜行 / fine

 アイディアの勝利。祭囃子のリズムにヘビメタ・ギターを重ねるという。日本的な祝祭空間が、ディストーションかかったギターでかきまわされる異物感が面白い。

17. ginger ale*romance / 女子力(iryu、地底人、ぴょん吉、ういぴー、ぎゃぷ子)

 ハイハットばりにスネアが賑やかに鳴る。やたら音数多いリズムながら、あまり喧しく無い。ウザいなとは思うが。ボーカルとハーモニーは今少しピッチ合わせたほうが良いと思う。あとメロディそのものも。ピッチ低い。

18. Trice of Time (Short Edit) / 047

 王道のテクノ路線か。安心して聴ける。4つ打ちキックの音色も良い。なのに・・・。
 ベース的な音色が和音を変てこに濁らせ、雑多な暗黒風味を醸す、うすら気持ち悪いグルーヴだ。踊るより、背中かきたくなる。

【Disc 2】
19. 揃いの黄金 / Iryu

 ケルティックか。英国トラッド路線を打ち込みで表現した。あまり小細工せず鳴らしてるが、打ち込みゆえの寒々しさが惜しい。あまりに縦が揃い、倍音の無いメカニカルな響きで辛い。メロディやリード楽器が変わってくアレンジはいいのにな。

20. 恋う秋海棠、風に揺れ / りんだ

 メロディが3音目から突拍子無く鳴っていく。男の歌声は下の帯域にノイズ成分持ち、なよっとした寄り添いがコーラス部経験者って感じだな。サビのピッチが低い・・・。カラオケでがなる風でもなく、妙に背筋延びてて、変に線が細い。真面目なのか、ホモ風味狙いなのか。判断に迷う。

21. Amethyst Sky / かめお

 ミク声だが一瞬、肉声と誤解しそうなニュアンスが美味い。すぐにメロディがやたら高く跳ねあがり「ああ、機械だな。奇怪だな」と思うのだが。ドラムや鍵盤は打ち込み、ギターは生・・かな?かなりタイトなリズムのギターだ。

22. Der Weg zum Untergang / しじみちゃん

 邦訳は「破滅への道」。ドイツ風の暗めなテクノに、ドイツ語の演説が乗る。ラップでなく、ただの演説。そして時折入る大歓声。やっぱ、その手の演説かな?
 音色が安っぽくて迫力に欠けてしまうが、楽しく聴けた。

23. urei / ふらの

 ミク声ポップス。なんで本盤の歌モノは全部マイナー調の陰を持った曲調ばかりなのだろう。たぶんまっとうにポップス路線狙いの曲だろう。ボカロの声を複数重ね、掛け合いや厚みなどアレンジに工夫してる。

24. Frozen Sun (Short Edit) / BSer

 冒頭から声のピッチがずれ、つんのめり感ある。二回目に入るときは綺麗なのに。トランシーなテクノで作曲というよりDJ的なセンスの作品だ。フィルター加工を多用し、クルクルと音色が変わってく。

25. Momentary Snow Spectrum -Exc!te Edition- / BJ.chika

 テクノのインスト。楽曲が丁寧に仕上げられており、安心して聴けた。リズムをくっきりダビングして途中からテンポ上がるが、もっとゆったりアンビエントでも良かったな。 フレーズが倍速や途中抜きのフィルター処理など、これもDJ寄りのアプローチ。

26. morning snows / shun_shun

 素朴なピアノ風の音色に、ベースが足されるアンサンブル。旋律が緩やかに形を変え、メロディに変化していく。素朴だが、聴かせる。
 後半からアドリブっぽい場面も挿入された。エンディングはリバーブたっぷり、豪華か崇高な世界の予感を匂わせた。

27. Starlit Eve / 9個

 ミク曲。シンプルなロック・アレンジなら青春ポップに仕上がったが、ここではちょっと引っかかるドラムの打ち込みで色をちょっと付けた。サビの流れから大サビまで良くできた切ないポップスながら、タンバリンがちょびっとではクリスマス・ソングには盛り上がりに欠ける。やはりここはスレイベルでしょう。
 アレンジをもう少し抜け良くして、リズムに力持たせたら良いポップさがもっと強調できる。しかし和音感が短調だなあ。

28. frozen sky / kei

 切なさ残した冬テーマの曲が続き、少々メゲてきた。ミク曲。籠った音質が寂しさを強調した。楽曲はまっとうなポップス狙いで突飛さは無し。
 シンフォニックなシンセ音色で雄大さを出す。

29. 同じ色、描いたはずなのに。 / ユウゾウ feat.IA

 タイトルが80年代の秋元康みたいで上手いな。ミク曲。1コーラスの中で最初はゆっくり、フレーズ終わりに畳み掛ける倍テンの旋律構成が良い。サビの盛り上がりは70年代歌謡曲っぽいなあ。やたらハイトーンでミクが歌う。冒頭にもこういうボカロの音域使いあったが、流行りなの?

30. Winter Werewolf / dusKape

 白玉からせわしないリズム連打、ノービートの鍵盤と場面をクルクル変えてスピード感強調した。めまぐるしいが、たしかに飽きさせない。

31. 雪 / 和田昌昭

 トリを飾るはクラシカルなアプローチ。Web解説に音階の伴奏で転調を強調とあったが、たしかにシンプルな音使いでも深みある音像を作った。本盤の中でも、ひときわロジカル。
 転調もさりながら、2音の和音を幽玄に楽しめる、すぐれた作品だ。コーダのリットも滑らかだが手弾きかなあ。
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テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

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